あっという間に8月も終わり、夏の終わりの気配が感じられるようになってきましたね。
ジリスバレエスクールでは、今月も子どもたち一人ひとりが、それぞれのペースで大切な一歩を踏み出してくれました。
🌟プロのバレエ団の舞台へ出演
今月、かのんちゃんが ウクライナ国立バレエ団の来日公演 に出演するという貴重な機会に恵まれました。
本物のバレエ団の舞台に立つという経験は、子どもにとって計り知れない刺激と学びをもたらしてくれます。
私も実は、小学生の時にレニングラード国立バレエ団(現:ミハイロフスキー劇場バレエ団)の公演に子役として参加さえていただく機会があり、その時の記憶は今でも鮮明に残るほどの貴重な経験となりました。
こうした素晴らしい機会を与えてくださったプロジェクトの皆さま、そして出演の場を与えてくださったバレエ団の方々に、心より感謝申し上げます。
かのんにちゃんとって、この舞台での時間が、これからのバレエ人生に大きな影響を与えてくれた経験になったと思います。
何より、毎日コツコツとレッスンに向き合ってきた日々があってこそ得られた経験だと思います。
このような「特別な体験」は、みんな同じタイミングで与えられるものではありません。それぞれのペースでバレエと、そして自分と向き合っていくこと、努力を続けることが何より大切なことだと思っています。
子どもたちには「焦らなくていいよ」と、何度でも伝えたいです。今やるべきことを積み重ねていけば、ちゃんと道は開けていきます。
私の好きな言葉『努力は続けなさい。たとえ望むタイミングや形でなかったとしても、自分の予測もしていないタイミングで想像もしない形で報われるから。』
どんな舞台でも、スタジオでの日常も、どちらもかけがえのない「学び」であることを忘れないでください🌿
🩰はじめてのキャラクターレッスン
今月は、スクールで 初めてのキャラクターレッスン を開催しました✨
特別講師としてお迎えしたのは、以前ご一緒させていただいた舞台でもご縁のあった、ゆいか先生。
日本ではまだ指導できる先生が限られている分野の中で、指導法をきちんと学ばれ、現場でたくさんの経験を積まれている先生です。
そんな先生に子どもたちのレッスンをお願いできたこと、心から嬉しく思います。
レッスンでは、キャラクターダンスの基本から、実際の踊りに生かされるステップまで丁寧に指導してくださり、子どもたちも初めての動きに戸惑いながらも楽しそうに取り組んでいました☺️
私自身も久しぶりに、ワガノワの基礎に立ち返る時間となり、「あぁ、これが本来の動きなんだ」と新しい発見に溢れたひとときでした。
今後もスクールでは、クラシックバレエに加えて、表現力や音楽性を育むキャラクターレッスンも取り入れてまいります。
ゆいか先生、素晴らしいレッスンをありがとうございました✨
🎵ジュニア向けリトミッククラス
また、ジュニア生たちの音感を養いたく、いつも親子リトミックをお願いしているみずほ先生にお願いし
小学生向けリトミッククラス も開催しました!
音楽を身体で感じながら、リズムや拍子を自然に理解していくこのクラス。
「バレエは音楽で踊るもの」という原点を、改めて感じられる大切な時間でした。
実は私、現在「脳育バレエセミナー」を受講中なのですが、レッスンを見ながら
「今、側頭葉が刺激されてる!」
と、つい脳の視点で考えてしまい…私もたくさん学ばせていただきました🌟
音楽学び、音と身体のつながりを育てることは、踊る上でもすごく大切なことです。
音を表現できるダンサーになってもらえるよう、今後もリトミックの導入を工夫していきたいと思います♪
🕊子どもたちの今を、ていねいに見つめて
8月は夏休みということもあり『この夏成し遂げる』をテーマに目標を決めて頑張ってくれていました。
特別な舞台も、日ごろのレッスンも、陰での努力も、そして遊びも、すべてがその子だけの「物語」になっていきます。
どの子も比べることなく、それぞれのペースで。
この教室が、そんな安心できる場所であり続けられるよう、私たちも日々のレッスンを大切にしていきたいと思います。
9月も、どうぞよろしくお願いいたします🩰
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