9月18日㈰に開催されました、第3回YBCバレエコンクール東京に4名の生徒が出場いたしました。
応援にきてくれた生徒の皆さんもたくさんいて、本当にありがとうございました。
プレコンクール部門に3名はコンクール自体がはじめて、コンクール部門の1名は初めての本選。
私も自分の生徒をコンクールに出すのが初めて。と、初めてだらけのコンクールになりました。
コンクールの結果はそれぞれの思いが残ったと思います。
数カ月かけて練習したものをたったの2分程度で見せ、そこで結果が決まる。本当にバレエって大変です(笑)
ただ、コンクールを終えて子供たちの様子を1週間見ていて感じたことは、本番までの期間に頑張ってきたこの子たちの成果が明らかに出ていることでした。
上手になったことはもちろんですが、レッスンの受け方、注意の聞き方、レッスン中の後ろでの時間の過ごし方など、明らかに変わりました。
受け身の姿勢から、受け取りに行く姿勢に変わったんだと思います。【上を目指す】には、受け身のままではいけないことに気が付いたのだと思います。
【量より質】といいますが、量をこなしていない人には質は追及できません。とにかく練習!時間を無駄にする余裕はないことに気づき
コンクールに出たことで満足したのではなく、【次に向けて頑張りたい】という気持ちが芽生えている証拠だと思います。
今回は、上位入賞には届きませんでしたが、それでも、コンクール出ると決めてから目標ができて、確実に四人とも成長しました。
『100回のレッスンより1回の舞台』という言葉があるように
舞台に立つことで得られることは偉大です。経験は大きな価値があり、人生の財産になります。
コンクールに出ることにはいろんな意見があります。
私も悩みましたが
上手だから、賞をとるためにコンクールを出るという人がいるなら
まだへたっぴだけど
上手になるためにコンクールに出る人もいていいと思います。
うやむやな夢より、確実な目標の方がはるかに行動できるからです。
次のステージを目指すには
成功に酔うことなく、悔しさはバネにして、新たな行動を起こさないといけません!
こんなことをお説教する必要ないくらい、この子たちはもうすでに次に向かって行動を起こしています
誇らしいです。
すぐに結果を求めないで、ゆっくり確実に、成長を見守っていきたいと思います。
コンクール後に皆からプレゼントをもらいました。感謝を伝えてくれて本当にうれしかったです。
そして反省文や感想を書いてきてくれたのですが、中には私へのラブレターを書いてくれている人もいて。。。宝物の反省文です(笑)
努力を続ける大切さ、自分と向き合う方法、舞台の怖さを伝えつつ、どうしたらこの子たちは上手になれるのか、モチベーションを保てるのか私自身もたくさん悩みました。
それでも私を信じてついてきてくれて頑張ってくれたこと
私からも皆に感謝を伝えたいです。本当にありがとう。
本番当日は私が一番緊張していて、袖では手が震え、目には涙があふれ、一人袖で忙しかったのはここだけの秘密です(笑)
本番では練習以上のものは出せません。奇跡は頑張った人にしか起こりません。
舞台はそんなに甘くなく。恐ろしいところでもあります。それでも、踊り終えた時の達成感といったらたまらないものがあります!
今回コンクールに出た生徒も、出てない生徒も、次に向けて、日ごろのレッスンを大切に、少しずつ確実に成長していってくださいね
次は年末の公開レッスンがあります。
舞台ではないですが、家族の皆さんに、成長した姿を見てもらえるよう一緒に頑張りましょう!!
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